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あおぞら赤ちゃん子どもクリニックのブログ

当院今日で9歳です!

こんにちは!
やっと今日の診療が終わった、院長岡田です。
連休前でしかも今日から小中学生は夏休みという日ですから、きっと混むだろうと予想はしていました。
が、半日の診療なのに普段の1日分に近い数の患者さんが来院されました…
なかなか忙しかったですね。
長時間お待たせしてしまった方もいました、すみませんでした。

台風も通り過ぎ、本格的に梅雨明けして夏本番がやってきました!
今年は蝉があまり鳴いてないなぁ…と感じていましたが、やっと元気に鳴き始めましたね。
子供たちにとって、良い記憶が残る夏休みになってほしいと思います。

依然として来院患者さんの中で一番多いのは普通のお風邪、時々溶連菌とアデノ。
そして、少しずつコロナが増えてきたように感じます。
例年夏になるとコロナは増えてきますので、この後どうなるか注意が必要かと思います。

9年前の今日、2016年7月19日に当院は診療を開始しました。
今日で9年になります。
色々ありましたが、あっという間ですね。
当時まだ1歳になったばかりだった次女が、クリニックの壁にデザインされている「オカサス」を指さして
「パパ!」
と言っていたのを思い出します。
その子が10歳になったわけですから、パパは歳を取るはずです。

9年前も参議院選挙期間中だったと思います。
明日は投票日です。
みなさん投票に行きましょうね!

4種混合ワクチンについて

こんにちは。
49歳になって1週間たった、院長岡田です。
僕の誕生日の日に大災害がある、的なうわさが流れていたためドキドキしていましたが、何もなくホッとしました。
40代最後の1年が始まりました。
来年はクリニック開院から10年になります。
思い起こしてみると、30代最後の日は周辺の保育園や幼稚園にクリニック開院のあいさつ回りをしていました。
色々ありましたが、あっという間に時間が過ぎていきますね。

今週1週間は、恐ろしく暑い前半と、ゲリラのような豪雨とともに涼しくなった後半と、なんだか不思議な1週間でした。
先週と同様、アデノと溶連菌のお子さんがボチボチいらっしゃいますが、大きな流行にはなっていないようです。
また、時々ヘルパンギーナのお子さんがいらっしゃいますが、こちらも去年の手足口病のような大流行にはなっていないようです。
小学校以上の年齢のお子さんに、長引く咳のお子さんが見られます。
周りにも同じような咳をしている子がいる、という場合、おそらく学校単位で起きていると思いますが、きっと大なり小なり百日咳が関係していると思います。
百日咳ついては、クリニックレベルではなかなか現状では検査が難しくなっています。

さて、予防接種のお話です。
生後2か月から接種を行ってきたワクチンのうち、4種混合ワクチンの製造販売が終了しました。
これは、4種混合とヒブが一緒になって5種混合ワクチンになった結果、
「役割を終えた」
ということで、4種混合ワクチンはなくなることになりました。
ただ、実際のところまだ打ち終わっていないというお子さんもいらっしゃるんです。
それで、まだ打ち終わっていなお子さんについては、方法は2つ。

①4種混合は元々は3種混合と不活化ポリオという2種類のワクチンが一緒になってできた混合ワクチンです。
そのため、3種混合と不活化ポリオを打つ。
②5種混合を打つ。

このどちらかということになります。
国としては、基本は①としています。
そのため、足立区も①が基本と言っています。
ただ、今は百日咳の流行もあり、3種混合のワクチンが不足しています。というよりほぼありません。
そして、3種混合ワクチンは妊婦さんと生まれてくる赤ちゃんを守るために、今は妊婦さんに打つようにということになっています。
なので、①の方法を選んだ場合は、「いつ打てるかわからない」ということになってしまいます。
また、2本の注射を打たなければならないので、本人としては負担になります。

②の方法だと、1歳になってヒブの追加接種を打っている場合は、
すでに4回のヒブを打ち終わっているため、1回余分にヒブを打つことになります。
ヒブが5回接種になってしまうことについての有害事象・安全性などを調べた調査はありません。
なので、詳しい話としての「安全かどうか」については僕だけでなく誰もわかりません。
たぶん、おそらくですが大きな問題はないかとは思います。
ただ、「たぶん」としか言いようがありません。
なので、そこのところが気になる場合は、①を選択することになります。
②のメリットとしては、
5種混合ワクチンはふんだんにありますので、いつでも打てることと、1本のワクチン接種だけでよいことです。

①、②のどちらの方法を選んだ場合でも、
今お手元にお持ちの
「4種混合追加」
という予診票は使うことができません。
そのため、足立区役所またはお近くの保健センターで接種するワクチンの予診票を受け取ってきていただく必要があります。
クリニックには予診票はございませんのでご注意ください。
どちらの場合も接種可能年齢のお子さんであれば公費(無料)で打つことができます。

どちらを打つことにするか、とても迷うかと思います。
もし僕の娘が4種混合追加を打ち終わってなかったとしたら、
僕なら5種混合を打ちます。
理由は、「早く打てるから」です。
その場その場で解決できることは解決していかないと、後になったらまた別の問題が生じてくるか、もしくは他にやらなければならないことが出てくるかもしれませんので、
早く打てるものを打ってあげたいな、と思います。

夜のエアコン

こんにちは。
今日が48歳最後の日の、院長岡田です。
昔、ひょっとしたら知っている方もいらっしゃるかと思いますが、
「7月4日に生まれて」という映画がありました。あと1日ずれていたらな、とそのころは思っていました。
僕と同じ誕生日で有名なのは、大谷翔平選手とテニスの杉山愛さんですかね。

近畿より西側ではすでに梅雨明けし、東京も梅雨っぽさを感じない日が多いですね。
今日の夜ひょっとすると雨が降るかも?という感じですか。
そのあとは雨マークはなさそうなので、そろそろ梅雨明けになりそうですね。

去年の今頃は手足口病とヘルパンギーナが猛威を振るっていました。
今のところ今年はあまり流行っているという話は聞かないですね。
ちらほら見られるのはアデノと溶連菌。そして胃腸炎。
いまだに時々いるな、と思っていたリンゴ病ですが、実は今すごく多いみたいですね。
多いといえば、咳が長引くときに気になるのは百日咳、ということになるかもしれませんが、
今、実際のところとしては、クリニックレベルではほぼ診断は不可能に近いです。
検査ができないような感じです。
病院レベルで自院で検査ができるところでないと、なかなか確定診断は難しいかと思います。

さて、以前から今一番受診者で多いのは、
「エアコンをつけることで起きる温度差による風邪」
というようなことを書いてきたかと思います。
日中のエアコンの影響もあるかと思いますが、
やはり影響が大きいのは夜間のエアコンだと思います。
親御様から、
「夜間のエアコンはどうするといいですか?」
という質問をよく受けます。

そんな時、我が家ではどうしているかをひとつの参考になるかなと思いお話ししています。
我が家の寝室は、
僕の部屋、子供たちの部屋、妻の部屋
と分かれています。
寝る時は子供たちの部屋はドライをつけて、深夜1時くらいで切れるようにタイマーを設定するか、僕が寝る前に消しています。
そして、サーキュレーターを回し、部屋のドアは開けたままにしています。
リビングのエアコンをつけたままにし、そこからの冷気が廊下を通って子供部屋に入るようにしています。
そうすると、冷えすぎることはなく、朝起きたときにうっすら汗をかいてるくらいの室温になってます。
僕の部屋についても同じ感じです。
夏ですから、僕はある程度汗をかくことも大事だと思います。
ただ汗をかいた後に冷えすぎると、それは風邪をひくきっかけになるかもしれませんので注意が必要です。
皆さんの参考になれば幸いです!

我が家の末っ子は空手と水泳を習っているんですが、
先週日曜日は空手の黒帯(初段)のための検定があり、見事に落ちました!次の検定は半年後…長っ!
明後日の日曜日は水泳の大会に行ってきます。
去年も僕がついていったんですが、屋外で日差しを避ける場所がほとんどないため、とにかく暑い!
僕もプールに入りたい…

夏ですね!

痩身治療 part3!

こんにちは。
何故か今日は14時台の予防接種が少なく、ヒマになってしまった院長岡田です。
金曜日は雨の日が多い、という印象があるので、お天気の良い金曜日というのは僕の中では珍しいように感じます。
近畿地方より西側では、今日梅雨明けしたようですね。
東京の天気予報を見ても、来週後半に雨マークがある以外は晴れか曇りのようですし、
関東も梅雨明けかもしれませんね。

もう真夏のような扱が続いていますので、エアコンが欠かせなくなりました。
その結果、冷えすぎて風邪をひいて…
というお子さんが多いですね。
あと、喉が痛くて熱が出て、というお子さんにアデノウイルスが多いです。
胃腸炎は断続的に患者さんが来られています。
去年大流行した手足口病は、場所によっては少し出てきているようですが、今のところこのあたりでは目立たないようです。

さて、痩身治療の第3弾です。
先週のブログでも少し触れました、「ウゴービ」についてです。
このお薬は、
「GLP-1受容体作動薬」
というお薬で、注射薬ですので、
基本的には「オゼンピックと同じ」
と考えていいと思います。
違いは、
「日本で唯一の肥満症に対する治療薬」
ということです。
なので、痩身治療薬として堂々と使えます!
ただ、保険診療で行うにはかなりハードルが高いです。
どれくらい高いかというと、条件は、
食事療法・運動療法に係る治療計画を作成し、
その治療計画に基づいた食事療法・運動療法を行いながら管理栄養士による2か月に1回以上の栄養指導を6か月以上行ったうえで、
日本循環器学会、日本内分泌学会、日本糖尿病学会の専門医のいる、前記3学会の教育研修施設において、
管理栄養士が常勤していて、
臨床研修・臨床経験合わせて7年以上の医師からの処方で、さらに、患者さんの要件として
BMI35以上、またはBMI27以上かつ2型糖尿病・脂質異常症・高血圧・高尿酸血症・冠動脈疾患・脳梗塞のうち2つ以上の健康障害がある。
というものです!
となると実は、施設要件だけで満たしているのは足立区内でも数施設の病院のみです。
要するに、保険診療はほぼ無理…ということになります。

なので、前置きがとても長くなりましたが、
結局ウゴービも自費診療とならざるを得ないということになります。
もちろん、保険診療でやる!
という方は、適応施設をお探しいただき、6か月以上ウゴービを使わないで健康的な治療を行っていただければいいと思います。
そればできれば理想だと思います。
けど、それができないからみなさん困っていらっしゃるんだと思います。
なので、当院では自費診療でご提供いたします。

オゼンピック・マンジャロと同様に、週に1回の注射薬です。
オゼンピックとの違いは、接種量による剤型が豊富なことです。
オゼンピックは2.0ml 1種類のみで、注射量をダイヤルでその都度設定して打ちますが、
ウゴービはマンジャロと同じように1本1回接種で、初期設定量から効果によって徐々に量を増やしていくことができ、
合計5種類の剤型があります。
料金は、初回1~4週分(0.25)で16000円、5~8週分(0.5)で27000円になります。

オゼンピックは都度の針の付け外しと量の設定が必要ですが、
ウゴービはそれがありません。
そして、日本でも肥満症の適応が通っているお薬ですので、安心してお使いいただけるかなとは思います。

今日は夏至です。

こんにちは。
あとちょうど2週間で49歳になる、まだ48歳の院長岡田です。
前回のブログからちょっと時間がたってしまいました。
結構色々とバタバタしてまして…という言い訳です。

それにしても暑いですね。
僕は夏生まれですし、寒い冬よりも暑い夏の方が好きですが、
ちょっといきなり真夏が来過ぎてしまいましたね。
暑すぎてエアコンをつけざるを得ず、
体がまだ暑さに慣れていないこともあり、
その結果風邪をひいたのかな、というお子さんが多いかなと感じています。
お子さんだけじゃないですね、大人の方もそうかと思います。
来週は今週ほどではないかもしれませんが、夏の気温が続きそうですね。

他に今週目立ったのは、胃腸炎とアデノウイルス感染かなと思います。
去年大流行した手足口病・ヘルパンギーナは、今のところ多くはなさそうです。
コロナ・インフルエンザは見なくなりましたね。

最近になり、痩身治療のご相談がとても増えてきました。
日本で唯一肥満症で適応のある薬剤、
「ウゴービ」
について、後日書いていきたいと思いますので、お待ちください。

今日は夏至ですね。
一年で一番昼間の時間が長い日ですが、
いつもは梅雨空で晴れていることが多いため、日の長さをあまり感じることがありません。
今日は灼熱の真夏のような日ですし、土曜日ですから、
夏至であることを堪能できそうですね。
僕は夏が好きです。
だって、冬なら夕方16時半くらいにはもう真っ暗なわけですよ。
19時になってもまだちょっと明るい、なんていうのはこの時期でないと味わえないことです。
僕の夏の夕方の空をぼーっと眺めるのが好きです。
そんなちょっと気持ちをゆったりできる時間が持てる週末にしたいな、と思います。

今週も1週間、お疲れさまでした!