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あおぞら赤ちゃん子どもクリニックのブログ

予約システムが新しくなりました!

こんにちは。今年年男・辰年生まれの院長岡田です。

気付いたら2年くらいブログを書いていなかったんですね。
何かお伝えしたいことがあるときは、最近は予約システムからのメール配信をすることが多かったため、ブログを書くことが少なくなってしまっていました。
また少しずつ書いていこうと思います。

予約システムが2月1日から新しくなりました。
開院からずっと使っていた「pista」というシステム自体がサービス終了になってしまい、今回「icall」というシステムに変更しました。
今までのシステムですと、予約をするのに毎回ログインをする必要がありました。
そのため、パスワードを忘れた、という問い合わせたが大変多く、こちらとしても困っていました。

でも今回のicallでは、必要なのは診察券番号と受診する方の誕生日(何月何日)のみです。

当院では今まで、再診受付はSuicaなどのご自身のカードを使っていただいていたため、診察券をお渡ししていませんでした。
そのため、皆さんご自身の診察券番号をご存じないんです。
そこがちょっと今直面している問題ですが、
最初は「初めて来院される方」
から予約していただければ大丈夫です。
やってみると簡単ですので、お試しください。
もちろん、わからないことがあれば遠慮なくお問い合わせください。
診察券は来院されたときにお渡しします。
その際に、来院時の受付用のQRコードも診察券に貼り付けますので、今まで通り来院時にはピッとしていただければ受付できます。

新しい予約システムですと、個人のページというのがあるわけではないので、
「メールアドレス登録」
をしていただかないと、今までのように僕からのお知らせが届きません。
まだ始まって3日しかたっていないため、登録されているメアド数が少なく、
僕がメール配信をしても皆さんに届きません。
そのため、なるべく多くの方にメアド登録をしていただきたいのと、
メール配信ができない分、しばらくはなるべくブログを書いていきたいと思います。

一度受診してしまうと、なかなかホームページを見ることもないと思います。
正直、僕もほとんど見てません(笑)
なので、予約システムの方からホームページに飛べるような設定にしていきますので、
時々ブログも見てあげてください。

話は変わりますが、今はコロナもインフルも流行っています。
コロナはいまは「JN.1」という株が流行っていて、感染力がとても強いです。
このところ急速にコロナ患者さんは増えています。
一方インフルは、A香港型、A2009年パンデミック型、B型すべて出ています。
今シーズンはひょっとすると合計3回インフルにかかった、という人もいるかもしれません。
受験シーズンに入ってきました。
また、そろそろ花粉の話もちらほら聞かれるようになってきました。
外出時にはなるべくマスクをされた方がいいかと思います。
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5歳から11歳の新型コロナワクチン接種について

5-11歳のお子様の新型コロナウイルスワクチン接種が始まりました。 
当院でも4月からスタートします。 

医師会館での集団接種に小児の担当者として毎回参加していますが、
少しずつ定員に満たない日が出てきました。 
医師会館以外の集団接種会場でも予約の入り状況があまりよくないようです。 
多くの親御様が、接種すべきかどうか迷っていらっしゃることと察します。
 
 僕(院長)自身、12歳から15歳の小児接種開始の時は、当院で接種を行うか迷いました。 
一番の理由は、その当時小児の感染者が多くなかったこと、さらに重症者がほとんどいなかったことです。 
今回、5歳から11歳の小児の接種に対しては、迷いはなかったです。 
コロナ感染の現状として、主な感染者は小児です。
ワクチンの効果として、重症化予防にはなるが発症予防にはならない、
とよく言われることがあります。 
でも、ワクチンを打っていない年齢が感染の主体に今はなっています。 
学術的な証拠はありませんが、やはりワクチンに一定数の発症予防効果があるんじゃないかと感じます。 
また、今主体となっている変異株で、ひょっとしたらコロナは普通の風邪になって収束していくのではないか、という淡い期待を抱いていましたが、ひょっとするとそうならないかもしれなくなってきました。 
ロシアとウクライナの戦争です。 
どちらの国も、ほぼワクチン接種が進んでいない国です。 
その両国の戦争により、大量の避難民が発生しています。 
戦争により衛生状態は悪化します。 
衛生状態の悪化は、新たな感染症の温床となります。 
そこから、強力なウイルス変異が起こる可能性があります。 
 さらに、日本の製薬メーカーがコロナ治療薬を開発しました。 
ところが、海外のメーカーの物も併せても今のところ小児が使用できる治療薬はありません。
のため、子供を守ってあげる手段は、やはりワクチンしかないのです。 

 「タラレバの話」
と言われればそうかもしれません。 
すべてが良い方向に進んでくれればそれでよいのですが、
悪い方向に進んだ時に、 
「あの時に準備しておけばよかった」 
とならないために、今から準備しておく必要があると思います。 

 我が家の接種年齢の長女、次女はすでに1回目接種を行いました。 
少し腕が痛いと言っていましたが、接種翌日も学校に行き、音楽の時間に楽器の演奏もできる程度の痛みでした。 
先日の日曜日の医師会館での集団接種では、2回目接種のお子さんも多かったですが、
やはり腕の痛みがあった、というお子様はいましたが、発熱したお子さんはほとんどいませんでした。 

 お子様の健康を願うからこそ悩むことかと思います。 
あくまで僕の考えであって、皆様に強要するつもりはありませんが、
少しでも悩みの解消につながればと思います。 

 かなりの長文になりました。 
最後までお読みいただいた方、ありがとうございました。
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日本脳炎ワクチンについて

こんにちは。院長岡田です。

久しぶりのブログとは思っていましたが、まさか今年初めてとは思っていませんでした。
ちゃんと更新していかないといけませんね。
ブログやってること自体忘れられてしまいますね。

さくらの時期も終わったと思ったら、いきなりまた寒くなりました。
昨日今日は気温の変化でぜーぜーしてるお子さんが目立ちます。

今日は我が家の3姉妹の末っ子ちゃんの入園式です。
早いですねぇ。
こないだ長女が入園式だったと思ったのに、それからもう4年たってしまいました。
末っ子はいつまでも幼い気がしてしまいます。
どんな幼稚園生活が始まるか、楽しみです。

さて、本題です。
日本脳炎のワクチンについてです。
ワクチン不足のため、日本脳炎ワクチンのネット予約を中止します。 
電話または窓口で直接予約をお願いします。
すでに予約が入っているお子さんは、予定通り行います。 

厚生労働省から、2021年度は優先接種を行うよう通達がありました。 
1期1回目、2回目の接種を行う3歳児が優先接種者となります。
1期追加接種、および2期の接種を行う4歳、9歳児は2022年度まで接種をお待ちくださいという内容です。 
また、6歳半から7歳半未満で1期追加接種が終わったない場合と、12歳で2期の接種が終わってない場合も優先接種者となります。

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、
僕なりの解釈としては、

まだ全く打っていないお子さんを優先して打ちなさい。
1回でも打っている子はちょっと待って。
でも、接種期限が迫っている子は打って。

ということかと思います。
ワクチンを作っている会社はいくつかあるのですが、そのうちの1社の製造過程か何かに不備があったために、ワクチン不足になっています。
なので、おそらくこの不足期間は長期戦になるのではないでしょうか。 
困ったものです。。。
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2020年最後の診療が終わりました

こんばんは、院長岡田です。
2020年最後の診療が終わろうとしています。
先週の後半あたりから年末年始を意識してか、患者さんがかなり多かったですが、
今日の午後はゆったりとした診療になりました。

毎年最後の診療が終わった後には、その年1年間を振り返るようにしているんですが、
今年はあまり振り返りたくないですね。
1年前には想像もしていなかった、全く今までとは違う生活環境になってしまいました。
今の状況がいつまで続くのか、予想はできませんが、
1年後に、2021年を振り返ったときには、
今に比べたら少しでもストレスがなく、今までの日常に近い状態に戻ってくれていることを願いたいと思います。

来年のどのタイミングになるのかわかりませんが、
おそらくワクチンの接種が始まっていくと思います。
ワクチンについては効果がどうだとかいろいろ言われていますが、
僕は打ちます。
だって、僕たち医療者が打たないと、皆さん安心して自分たちも打とうという気持ちにならないですよね。
そして感染症予防の第一歩はワクチン接種です。
赤ちゃんたちが生後2か月から行っていることと同じです。

新しい年は必ず今年よりも良い年になるはずです。
どうか良いお年をお迎えください。
今年も1年間ありがとうございました。
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勝負の10月⁉

こんばんは。院長岡田です。

暑さ寒さも彼岸まで。
とはよく言われますが、この9月も19日の彼岸の入りあたりから涼しくなってきました。
気温の変化から、風邪をひいて受診されるお子さんが増えてきました。
例年とは規模は違うかもしれませんが、そろそろ運動会というところもあると思います。
気温の変化に合わせて、少しずつ衣替えしていきましょうね。

9月の診療が終わりました。
次の診療は10月1日になります。
いよいよインフルエンザの予防接種が始まります。
今年は皆さんのインフルエンザに対する予防意識も高く、きっと接種希望者も多いだろう、
と考え、例年よりも早い開始としました。
巷では、「高齢者が優先」
というようなことも言われていますが、子供は2回接種です。接種に時間もかかります。
また、いつ風邪をひいて、熱を出して、接種ができずに延期になる、
なんていうことが起きないとも限りません。
やれるときにやりましょう。

ただ、やはり接種希望者が多いことと、それに伴ってワクチン需要が供給を上回る可能性が高く、
新規予約の中止、ということが起きる可能性も高いです。
当院のネット予約は30日前までとなっています。
これは、ワクチン管理のためと、
1回目が終わる前に2回目を予約されるのを防ぐためです。
少しでも多くの方に、まずは1回目の接種を受けていただくために、
ご協力をお願いします。

10月1日から大きく変わるのが、予防接種の接種間隔です。
今までは、

インフルエンザや4種混合などの不活化ワクチンの接種後は、1週間あけて他のワクチンを接種する。
MRや水痘などの生ワクチンの接種後は、4週間あけて他のワクチンを接種する。

ということになっていました。
これが、10月1日以降は、

生ワクチンと生ワクチンの接種間隔は4週間あける。
その他は、不活化・生に関係なく翌日でも接種できる。

ということに、大幅に変わります。
ただ、4種混合同士や日本脳炎同士など同じワクチンは今まで通り間隔を開けなければなりません。
ちょっとややこしいですね。
なので、例えば明日9月30日にMR・水痘・おたふくを接種するとしましょう。
そうすると、以前なら4週間後の10月28日まで待たないとインフルエンザは打てませんでした。
でも、今年は翌日10月1日でも打てる、言うことになるんです。
ところが、9月30日にMRと水痘を接種して、次にインフルエンザとおたふくを接種するという場合は、
おたふくがMR・水痘と同様に生ワクチンなので、4週間あけなければならず、10月28日以降になるんです。
ですから、いつ何を接種した後に、インフルエンザと何を同時に接種するかによって、接種可能な日にちが決まります。
よく確認してから接種するようにしてくださいね。
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