痩身治療 part3!
2025.06.27
こんにちは。
何故か今日は14時台の予防接種が少なく、ヒマになってしまった院長岡田です。
金曜日は雨の日が多い、という印象があるので、お天気の良い金曜日というのは僕の中では珍しいように感じます。
近畿地方より西側では、今日梅雨明けしたようですね。
東京の天気予報を見ても、来週後半に雨マークがある以外は晴れか曇りのようですし、
関東も梅雨明けかもしれませんね。
もう真夏のような扱が続いていますので、エアコンが欠かせなくなりました。
その結果、冷えすぎて風邪をひいて…
というお子さんが多いですね。
あと、喉が痛くて熱が出て、というお子さんにアデノウイルスが多いです。
胃腸炎は断続的に患者さんが来られています。
去年大流行した手足口病は、場所によっては少し出てきているようですが、今のところこのあたりでは目立たないようです。
さて、痩身治療の第3弾です。
先週のブログでも少し触れました、「ウゴービ」についてです。
このお薬は、
「GLP-1受容体作動薬」
というお薬で、注射薬ですので、
基本的には「オゼンピックと同じ」
と考えていいと思います。
違いは、
「日本で唯一の肥満症に対する治療薬」
ということです。
なので、痩身治療薬として堂々と使えます!
ただ、保険診療で行うにはかなりハードルが高いです。
どれくらい高いかというと、条件は、
食事療法・運動療法に係る治療計画を作成し、
その治療計画に基づいた食事療法・運動療法を行いながら管理栄養士による2か月に1回以上の栄養指導を6か月以上行ったうえで、
日本循環器学会、日本内分泌学会、日本糖尿病学会の専門医のいる、前記3学会の教育研修施設において、
管理栄養士が常勤していて、
臨床研修・臨床経験合わせて7年以上の医師からの処方で、さらに、患者さんの要件として
BMI35以上、またはBMI27以上かつ2型糖尿病・脂質異常症・高血圧・高尿酸血症・冠動脈疾患・脳梗塞のうち2つ以上の健康障害がある。
というものです!
となると実は、施設要件だけで満たしているのは足立区内でも数施設の病院のみです。
要するに、保険診療はほぼ無理…ということになります。
なので、前置きがとても長くなりましたが、
結局ウゴービも自費診療とならざるを得ないということになります。
もちろん、保険診療でやる!
という方は、適応施設をお探しいただき、6か月以上ウゴービを使わないで健康的な治療を行っていただければいいと思います。
そればできれば理想だと思います。
けど、それができないからみなさん困っていらっしゃるんだと思います。
なので、当院では自費診療でご提供いたします。
オゼンピック・マンジャロと同様に、週に1回の注射薬です。
オゼンピックとの違いは、接種量による剤型が豊富なことです。
オゼンピックは2.0ml 1種類のみで、注射量をダイヤルでその都度設定して打ちますが、
ウゴービはマンジャロと同じように1本1回接種で、初期設定量から効果によって徐々に量を増やしていくことができ、
合計5種類の剤型があります。
料金は、初回1~4週分(0.25)で16000円、5~8週分(0.5)で27000円になります。
オゼンピックは都度の針の付け外しと量の設定が必要ですが、
ウゴービはそれがありません。
そして、日本でも肥満症の適応が通っているお薬ですので、安心してお使いいただけるかなとは思います。