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あおぞら赤ちゃん子どもクリニックのブログ

インフルエンザ予防接種の予約が始まります

こんにちは。
考えることが色々ありすぎて頭がパンクしそうな、48歳院長岡田です。
もうほんとに色々やることが多くて、困ってしまいます。
きっとみなさんもそうだと思いますが、子供の事、クリニックの事、医師会の事…大変です。
その大変なのに拍車をかけているのが、10月からのワクチンの変更点、接種開始ですね。

10月以降、生後2か月でワクチンデビューする赤ちゃんを対象に、肺炎球菌のワクチンが新しくなります。
「えっ!?」
って思った方、いらっしゃるとうれしいんですが。
今年の4月に、今までの「プレベナー13」というワクチンから、「バクニュバンス」というワクチンに代わったばかりなんです。
それを、たった6か月でまた新しいワクチン「プレベナー20」に代えるというんです。
しかも、「バクニュバンス」で打ち始めた赤ちゃんには「プレベナー20」は使えないんです。
ということで、赤ちゃんによって打つ肺炎球菌のワクチンが違ってくるんです。
僕たちでさえ対応に困ってしまうので、親御様方はさらに何のことやらさっぱりわからない、ということになってしまうかもしれませんので、
わからないときはお問い合わせください。

さて、今日この後14時から、インフルエンザ予防接種の予約を開始します。
告知期間が短かったため、そんなにスタートと同時に予約が殺到するということはないかもしれませんね。
毎年の話にはなりますが、ワクチン接種のタイミングは、
「やれるときにやる!」
が一番正しいと僕は思っています。
「もう少し先でいいや」
と思っていると、体調を崩したり、他の予定と都合が合わなくてなかなかうちに行けなかったり、
ということになりかねませんからね。

経鼻生ワクチンについて、やはりみなさん気になるようで、診療の最中にも時々ご質問を受けます。
あくまで僕の考えですが、
ワクチンとしての効果は、
通常の不活化ワクチン(注射)よりも生ワクチンの方が高いと思います。
ただ、今年のワクチン株が当たるかどうかにもよるとは思います。
また、生ワクチンを接種するため、多少風邪症状が出たりとか、ひょっとして熱が出たときにインフルエンザの検査をすると陽性に出る可能性はあります。
あと、2歳から18歳までという年齢に制限がありますので、僕たち大人は接種できません。
注射が嫌なので点鼻にしたい、
というお子様もいらっしゃるかもしれませんが、
たぶん点鼻もそこそこ怖いと思いますし、もし動いてしまった場合、うまく鼻の穴の中に噴霧できないということもあり得ます。
そのあたりもお考えいただき、選んでいただければと思います。

先週のブログにもチラッとお書きした、かかりつけ患者専用インフルエンザ接種の時間を、
お知らせにも載せた通り、10月19日と11月16日の15時から18時で行うことにしました。
正直、どれくらいのお子さんが来られるか全く見当がつきません。
そして、お手伝いしてくださる人を除き、基本的には僕一人でやります!
なので、楽しみにしてください!(笑)
少しでも流れがスムーズに進むために、
体温を含め予診票への記載をお済ませの上、ご来院くださいね。
またお釣りの出ないように現金のご準備をお願いします。

コロナワクチンについて考える

こんにちは。
最近めまいが多い、院長岡田です。
今日も診療中に何度かめまいがしました。
たぶん軽い脱水状態なんですよね。
診療中は時々水分をとることがありますが、ほとんど飲むことがありません。
7番診察室にタンブラーが置いてあるので、7番のお部屋で診察するときに少し飲む程度です。
エアコンがついているとはいえ、まだまだ暑いですからね。
脱水傾向にあると、めまいが起きやすくなるんです。
みなさんも気を付けてくださいね。

先週のブログでインフルエンザの予防接種について少し触れました。
同じく、10月から開始されるのが、コロナのワクチン接種です。
定期接種になるのは、65歳以上の高齢者の方のみです。
あとは、60歳以上で基礎疾患のある方にも足立区は無料で接種を行います。
その他の年齢の方は、皆さん任意接種になります。
今年は、15000~16000円くらいの設定になるかと思います。

高いですよね!
基本的には1回接種可と思いますが、高いです。
今年の3月までの無料接種機関でも小児の接種は少なかったわけですから、
これだけ高いとちょっと打つ側の僕としても、
「みんな打ちましょう!」
と言いにくくなってしまいます。
なので、
接種を希望される方は個別にお問い合わせください。
お問い合わせいただいた後、ワクチンの発注を行いますのでよろしくお願いいたします。

それから、インフルエンザワクチンについての追加コメントです。
今年から経鼻生ワクチン(鼻に噴霧するワクチン)が接種可能になりました。
このワクチンは2歳から18歳のお子さんが接種対象になります。
注射のワクチンよりもおそらく効果は高いと思います。
しかし、足立区の助成が受けられる接種券が使えません。
全額自費接種となります。
値段は8000~9000円を想定しています。
こちらについても接種を希望される方は、コロナワクチン同様、個別にお問い合わせいただきたいと思います。

そろそろインフルエンザ予防接種を考える季節に…あと、男の子のHPVワクチン

こんにちは。
台風のバタバタとともに夏休みが終わり、そのままバタバタと仕事をしていた、院長岡田です。
なかなか大変な台風でしたね。
先週の木曜日の夕方、水泳合宿から帰ってきた次女を迎えに東京駅に行き、食事をしてから車で名古屋に向かい始めました。
途中で新幹線が止まったという連絡を受け、高速道路も東名は静岡で通行止めをしている、という情報を確認しつつ、
中央道を通っていくか、一か八かで新東名を通るか、という選択を迫られ、結果新東名で向かったところ、
ギリギリあと30分早ければ通過できた新静岡で通行止めになり、一度一般道におりてからまた新東名に乗る、
という困難を経て、約7時間かけて名古屋に帰りました。
日曜日は新幹線はまだ止まっていたものの、高速はスムーズで、むしろいつもよりも快適なドライブとなりました。
体を休めに行ったのか、疲労をさらに蓄積しただけなのか…という感じの帰省でした。
子供たちも台風のため外で遊ぶことはできず。
でも、久しぶりに会ったいとこたちと楽しく過ごせたようです。

さて、9月に入りました。
以前として咳が長引いているお子さんの相談が多いです。
ちょっと胃腸炎のお子さんの相談も増えてきました。
特に、熱と胃腸炎症状というお子さんが多い印象があります。
また、この夏だけで2-3回目の手足口病やヘルパンギーナというお子さんも見られます。

例年通りですが、10月からインフルワクチンの予防接種が始まります。
詳細は決まり次第、ホームページのお知らせ・予約システムのお知らせとこのブログに掲載していきます。
昨年までのようにメール配信が難しいんですが、
予約システムに登録いただいたメールアドレスがある程度の数になっているようなら、メール配信も考えます。
昨年までとの違いは、
今年は足立区にお住いのお子さんに対して、1回あたり2000円の助成が出る、ということです。
ありがたいことですね。
それぞれのご家庭に郵送されると思いますので、必ず接種の際はお持ちくださいね。
「家にあるんだけど…」
では、ダメです!
また、クリニックには足立区からの助成が得られる予診票はありませんので、ご注意ください。
きっと今年は接種者数が増えるのではないかと思います。
僕の体力次第ですが、ひょっとしたら土曜日の午後にインフルエンザ接種限定の外来を行うかもしれません。
ただ、もし行うとしても、当院にかかりつけ登録をしていただいたお子さんと、そのお子さんの兄姉ですでに6歳を超えてしまった当院に受診歴のあるお子さん限定、といった形になると思います。

それから、
最近接種するお子さんが増えてきたHPVワクチンについて、
男の子にも任意接種という形ですが、足立区は全額補助を出す、ということで行っています。
元々HPV自体は男性が持っているウイルスですので、男性が接種すること自体はとても理にかなったことです。
そのため、諸外国では男性の接種も定期化されています。
また、キャッチアップ接種というのも行われています。これは今年度限りです。
接種完了に6か月を要するため、今月中に開始しないといけないです。
すこしでも興味を持った方は、接種しましょう。
また、仮に接種が完了しなかったとしても、仮に1回か2回の接種で終わってしまったとしても、
ゼロよりはもちろん効果がありますし、意味があります。
「タダで打っていいよ!」
と言ってくれてるうちに、打ちましょう。

今月は今日までです。

こんにちは。夏の終わりがさみしい院長岡田です。
気付けば8月も最終週ですね。
子供たちも学校は来週から再開です。
早く始まってほしい、という方もいらっしゃるかもしれませんが、
学校始まるとまた慌ただしい朝が返ってくるのか、と思うとこのまま夏休みでいてほしい気もします。

例年お盆でコロナはいったん落ち着いて、そのあとまた増えてくる、
という現象が起きていますが、
今年は今のところそんなに増えてこないですね。
このまま落ち着いてほしいと願っています。
一方で、熱と咳が長引くお子さんがとても多いです。
受診されるお子さんの多くが咳で受診されます。
その中で、熱も一緒に長引いている、という場合に、マイコプラズマが混ざっていることがあります。
マイコプラズマは僕たちがまだ医学生だったころ「オリンピック肺炎」なんて言っていました。
4年に1度くらいのペースで流行するためです。
今年はたまたまオリンピックの年ですが…
マイコプラズマは熱が続いて、段々咳が強くなってきて、でも比較的元気、
みたいなのが典型的な状態です。
抗生剤のクラリスロマイシン(マクロライド系)というのが特効薬になります。
ただ、時々この薬が効かない場合があります。
その時はミノマイシン(ミノサイクリン)という抗生剤を使うことになります。
インフルエンザやコロナなどと同じく15分ほどで結果がわかる抗原検査がありますが、
ある程度熱が続いてからじゃないとわからないのと、あまり正確ではない(擬陽性が多い)ため、
正確な確定診断にはLAMP法か抗体検査(血液検査)が必要になります。
クリニックではなかなかそこまでできないのが現状です。

明日から2度目の夏休みをいただきます。
今日の午後しかありませんが、もし薬が足りないとか心配とかあればお越しください。

今回は実家の名古屋に久しぶりに子供たちを連れて帰ります。
が、台風が…
毎日雨予報で、前途多難です。
みなさまも残り少ない子供たちの夏休みが有意義なものになりますよう願っています。

金曜日+台風=??

こんにちは、満身創痍の院長岡田です。
11日から4日間、お休みをいただきました。
カレンダー的には13日を休診にしただけなんですが、4連休になりました。
昨日から診療再開しています。
今日は台風ですね。
東海道新幹線が朝から運休しているそうですが、いかがでしょうか?
台風の影響は読みにくいですよね。
特に鉄道は急に運航予定を変更できないですから、致し方ないのかと思います。
今のところ、クリニック周辺では大きな影響がなさそうですが、気を付けていきたいと思います。
色々なお店が臨時休業したり時間短縮して営業しているそうですが、こういう時こそクリニックはやっていないといけないというのが僕の考えです。
ですから、当院は通常通り夕方まで診療をしています。

4日間の間、朝から晩まで子供たちの相手をしていました。
毎日朝からラジオ体操、ランニングそして公園でサッカーや蝉取りをしていました。
夜は映画「火垂るの墓」を見せて、命の大切さ、食べ物を無駄にしてはけないということを学ばせました。
水泳とかけっこ教室に通っている娘達なので、オリンピックの録画を見せたりもしていました。
オリンピック選手のスピードに、子供たちはびっくりしていました。
特に驚いていたのが、背泳ぎのスタート。完全に水面から一度出て飛んでいますよね。改めてびっくりしました。

最近、足立区内の学校でもそうですし、娘たちの学校でもそうなんですが、
気温が高い日に、熱中症のリスクが高くなるということで屋外のプールに入れない、
ということが起きていました。
僕の中では正直、「??」
という感じでした。
4連休の間に、とある区営の屋外プールに子供たちを連れて行きました。
11時から2時間。
暑かったですね。
こどもたちはラッシュガードを着せて、僕は日焼け止めをたっぷり塗って。
さあ、いざプールに入って一言目、「ぬるっ!」
頭まで潜ってみて、「あつっ!」
プールの水がぬるくって、全く気持ちよくないです。
しばらくして、監視員の近くに表示されている数字に気づいてびっくり。
「外気温 36.0度、水温 34.5度」
お湯じゃん!
この時、
熱中症のリスクがあるために、気温が高い日にはプールに入れない、ということを肌で実感し理解しました。
プールの水も追加しているんだと思いますが、日差しが強くてあったまってしまうんですね。
帰宅後、どれだけ水を飲んだことか。
どれだけ水を飲んでも足りず、しかも体はだるくて動けず。
でも、子供たちは元気で遊びに行きたがり…
いや、全身ボロボロでしたし、
その時の日焼けのせいで今でも肩あたりはヒリヒリしています。
若いころなら今頃皮がむけてると思うんですが、全然剥けず、まだ火照っています。
年を取ると体に起こることが色々と変化しますね。

8月も後半戦に入り、夏休みも残り2週間ほど。
気付けば日の入りの時間も30分くらい早くなってきました。
体力が続く限り、子供たちの今しかない夏休みをサポートしていきたいと思います。