はしか(麻疹)の流行について思うこと
2026.04.25
こんにちは。
今日で61連勤目の、院長岡田です。
あとたった9日仕事すれば休めます!
ちなみに5月5日に休んだ後、次の休みは7月20日(祝)になるので、75連勤です!
世のため人のため家族のため、どこかの国の総理大臣じゃないですが、
働いて、働いて、働いて、働いて、働きます!
今日の夜はちょっと体のメンテナンスのためにマッサージに行こうと思っています。
今週はこの時期らしい朝晩の温度差とは別に、雨が降った日の前後で気温がちょっと下がりましたね。
そのあたりで風邪をひいたかなというお子さんが目立ちました。
それから、保育園の洗礼をどっぷり受けている新入園児たちが多いですね。
熱とセキ、ハナが続くお子さんはヒトメタニューモウイルスかなと思います。
ちょいちょい見かけますね。
さて、数年に1度くらいの割合で起きている、はしか(麻疹)の流行についてです。
今週に入り、新宿区の学校で集団感染がおこり、学年閉鎖になったというニュースもありました。
足立区内でも何人か感染が確認されています。
実際に診断される人だけではなく、疑った場合は保健所に連絡し検査をしていただくことになるため、
保健所は対応に追われているようです。
今週木曜日、足立区医師会の感染症サーベイランス委員会の講演会がありました。
演者は、足立区の小児科医、和田小児科の和田先生です。
内容は百日咳と麻疹についてです。
僕は学校医と園医を務めている小学校、保育園の先生方にもぜひ聞いてもらいたいと思い、
関係校・園には連絡をしました。
返事が来たところ、来ていないところどちらもありますが、きっと聞いてくれていると信じています。
はしかの感染の話になるといつも僕が思うことがあります。
それは、やはり予防接種をちゃんとやっているか、いないかです。
時々、予防接種をやらない、という方針の親御様がいらっしゃいます。
ご家族で決めたことですから、そういった方について僕は無理強いをすることはありません。
ただ、必ず一言お伝えすることがあります。
それは、
「もし病気になった場合、つらい思いをするのはお子さんです。そしてその結果迷惑かけてしまうかもしれないのは周りの方々・お友達です」と。
今回はしかにかかった方々がどういった方なのか、詳しいことはわかりません。
でも、きっかけになっているのは日本の方であれ、海外の方であれ、ワクチンを接種していない人だと思います。
日ごろからお話ししているように、
数ある病気の中でワクチンで防ぐことができる病気はわずかしかありません。
しっかりワクチンを打つことで防いでもらいたいと思います。
そして、小児科医としては基本的にはすべてのワクチンを打ってもらいたいと思っています。
現在、MRワクチンとしてはしかのワクチンを定期接種として接種できるのは、
生後1歳の第1期
幼稚園の年長さん・保育園の5歳児クラスの学年の第2期
になります。
それ以外は任意接種です。
はしかが流行ると「不安だからワクチンを打ちたい」
という方が出てきます、必ず。
でも、そういった方に打っていると、
打たなければならないお子さんたちに対するワクチンが不足する、という事態が起こりえます。
ですから、定期接種年齢以外の方でMR接種希望の方への基本的な当院の対応としては、
①抗体検査(自費)をして、
②抗体が不十分であればMRワクチンを接種する(自費)
ということになります。
もしはしかにかかったかも、という場合は、
必ず事前にクリニックに連絡をしてください。
もし本当にはしかだった場合、院内で接触したすべての人について健康観察をしなければならなくなりますので、
他の来院者の方と接触しないようにしていただく必要があるためです。
そして、保健所への連絡と検査が必要になりますが、すぐに結果が出るわけではありませんので、
そのあとは基本的にはしばらくは自宅待機ということになります。
はしかがこれ以上流行らないことを願っています。
