水痘のおはなし
2026.03.21
こんにちは!
休日診療所のせいで今日が何曜日かわからなくなってしまった、院長岡田です。
僕にとって唯一の休みである祝日の昨日、
残念なことに、医師会の休日診療所の当番でした。
いつもは足立区本町にある、足立区医師会館の中にある休日診療所に出動するんですが、
昨日は、去年できたすこやかプラザあだちの中にある、江北応急診療所に行ってきました。
患者さんの数は少なかったんですが、
何しろ寒く、
また、二人体制のはずなのにもう一人の先生がまさかの行方不明…
連絡が取れず、僕一人での診療でした。
しかも普段日曜に行っている休日診療所ですから曜日感覚がめちゃくちゃになってしまい、
今朝目覚めてからパニック状態でした…
今週は色々な施設で卒業式・卒園式が多かったんじゃないかなと思います。
クリニックとしては、インフルエンザも含めて大きなはやり物がなく、お風邪のお子さんが多かったという印象です。
ただ最近、水痘(みずぼうそう)のお子さんがちらほらいらっしゃいます。
保育園・幼稚園年齢というよりは、小学生以上の年齢の子が多いです。
水痘は、潜伏期間が2週間くらいあります。
なので、
「今みずぼうそうの子かいます」
という状態なら、今すぐはやるというよりは2週間後くらいに誰かが発症する可能性があります。
今は1歳のお誕生日とその半年後くらいの2回接種を行っていますが、
以前は1回しか行っていなかったということと、
予防接種を行っても身の回りに水痘の子がいなければ免疫は徐々に下がっていくために、
かかってしまうことがあります。
また一度水痘に罹ると、水痘の原因ウイルスは体の中から消えずに残っています。
その場所は脊髄神経です。
そして、10年後~20年後くらいに、何かの拍子のそのウイルスが悪さを始めます。
脊髄神経にはそれぞれ体表面の皮膚の支配領域があります。
その支配領域に沿って帯状に湿疹ができます。
これが「帯状疱疹」です。
なので、
①水痘に罹った人はその後いつか帯状疱疹になるかもしれない。
②帯状疱疹は、基本的には水痘に罹った人しかならない。
③水痘と帯状疱疹の原因ウイルスは基本的には同じ
ということになります。
最近は帯状疱疹ワクチンもできました。
高齢の方には足立区から助成が出ますが、若い方は自費で打つ必要があります。
帯状疱疹は人によってはしびれや痛みなどが長く続くことがありますので、注意が必要です。
気付けば3月も下旬に入りました。
あと10日で新年度です。
明日も日曜診療頑張ります!
