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あおぞら赤ちゃん子どもクリニックのブログ

花粉の季節

こんにちは。

新年のあいさつを書こうと思っていたら、いつの間にか1月が終わり、節分が終わり、2月が終わろとしていることに危機感を募らせてきていた、院長岡田です。

ホントにあっという間に時間が過ぎていきますね。もう今年も2か月終わろうとしています。

このペースだと、気付いたらもう年末なんてことになりそうです。


インフルエンザの猛威がひと段落し、ちょっと胃腸炎が増えてきました。

例年、インフルエンザの流行の前後に胃腸炎は流行します。

原因ウイルスとして多いのは、インフル前はノロウイルス、インフル後はロタウイルスと言われています。

もちろん、すべてではないですが。


胃腸炎以上に増えてきているのがスギ花粉の猛威ですね!

慢性鼻炎と喘息がある僕は、年中アレグラとオノンを飲んでいますが、

水曜日の休診日に、子供の幼稚園の園庭で1時間ほど一緒に遊んでいたら、その後から鼻症状と目のかゆみがひどいことになってしまいました。

今は目のかゆみがひどくて、目玉を取り出して洗ってやりたいくらいです。


スギ花粉を含めたハウスダストやダニ、他の花粉などが原因のアレルギー性鼻炎は、

原因物質(アレルゲン)の暴露の蓄積によって症状が出るようになります。

そのため、「今までは大丈夫だったんだけど、今年から症状が出始めた」

という現象が起きます。

症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりというのが三大症状ですが、目のかゆみや耳のかゆみ、のどのイガイガ感、肌のかゆみなどもあります。

くしゃみ鼻水などは風邪のひきはじめでも起きますが、

風邪の時は鼻水の色が時間とともに徐々に黄色く変化したり、ドロッとしてきたりします。

それに対して鼻炎の時は、体に入ってくることを嫌う・避けるために、常に透明で新鮮な鼻水が出てきます。

そのあたりが日常的な見極めとしては簡便な方法になるかと思います。


もし花粉症を疑った場合、大人であれば「花粉症でしょうね」ということで内服や点鼻薬などを使っていけばいいかもしれませんが、

お子さんの場合はこの先人生とともに長い「お付き合い」になってしまいますし、もしアレルギーでなければ不要な薬を使わなくてもいいわけですから、

一度アレルギー検査をすることをおすすめします。

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